NEW FEATURE

マインドマップ β

考えを枝分かれで広げて整理する——noxtにマインドマップ機能が加わりました。まだβ版ですが、今日から使えます。書きながら考えるためのノートに、考えを広げるための場所を足しました。

箇条書きでは間に合わないときに

やることが3つくらいなら、箇条書きで足ります。けれど、案件の全体像や、まだ形になっていない企画のように「どこに何がぶら下がるのか」がまだ決まっていないものは、上から順に並べていくと、かえって考えが止まってしまいます。

マインドマップは、中心にひとつ置いて、そこから思いついた順に枝を伸ばしていける場所です。順番は後から直せばいい——そう思えるだけで、手が動きやすくなります。

考えを広げるのはマップで、書き留めるのはノートで。

はじめかた

左のナビの 🧠 から開きます

アプリを開いて、左のナビにある 🧠 を押すとマインドマップのページに移ります。ノートとは別のページで、マップごとに保存されます。「新しいマインドマップ」を作ると、中心のノートがひとつだけ置かれた状態から始まります。そこに書いた言葉は、そのままマップの名前になります(名前は上のタイトル欄で個別に付け直すこともできます)。

作ったマップは一覧から開き直せます。ノートの一覧とは混ざらないので、日々のメモが埋もれる心配はありません。

できること

キーボードだけで、考えの速さのまま組み立てる

Tab と Enter で枝を伸ばす

ノードを選んで Tab で子、Enter で兄弟。選択したまま文字を打てば、そのまま書き始められます。マウスに持ち替える回数が減るぶん、思いついた順に打ち込んでいけます。

「整列」でいつでも読める形に戻す

ノードはドラッグで自由に置けます。散らかってきたら「整列」を押すだけで、左から右へのツリー状に整い直します。「全体表示」で全部を画面に収められるので、いま何が広がっているのかを一目で確認できます。

枝ごとに色がつき、書式も変えられる

中心テーマから伸びる枝には自動で色が振られ、その先の子は親の色を受け継ぎます。どの話題の続きなのかが、色で見分けられます。

手で変えたいときは、ノードを選んでツールバーの「書式」(またはノード上の A)から、文字の大きさ(小・中・大・特大)と色を選び直せます。中心テーマは色が「塗り」になり、文字色は読めるほうへ自動で切り替わります。

畳んで、いまの一本に集中する

Space で子を畳めます。関係ない枝を閉じてしまえば、いま考えている一本だけが視界に残ります。畳んだ状態も保存されるので、次に開いたときも同じ見え方から再開できます。

キーボード操作の一覧

  • Tab選んだノードの子を追加する
  • Enter選んだノードの兄弟を追加する
  • F2 / ダブルクリックノードの文字を編集する
  • Deleteノードを子ごと削除する
  • Space子を畳む・開く
  • 矢印キー親・子・兄弟へ選択を移す

背景をドラッグすれば画面を動かせ、ホイールで拡大・縮小できます。打った内容はその場で反映され、自動で保存されます(Enter は編集欄を閉じるだけで、日本語入力の変換確定では閉じません)。保存の状態は画面の右上に出ます。

ノートとの行き来

Markdownの箇条書きと、相互に変換できます

マインドマップの弱点は、たいてい「そのツールの中に閉じ込められること」です。noxtのマインドマップは、Markdownの箇条書きを出入り口にしました。

  • 取り込み:見出し(#)とハイフンの箇条書きを貼り付けると、階層をそのままマップに組み立てます。インデント2スペースが1段です。ノートに書きためた見出しつきの下書きを、そのまま図に起こせます。
  • 書き出し:「コピー」でMarkdownとしてクリップボードへ、「.md」でファイルとして保存できます。コピーした箇条書きは、そのままnoxtのノートに貼り付けて続きを書けます。

広げるときはマップ、まとめるときは箇条書き。どちらか一方に決めなくていい、というのがこの機能の狙いです。囲い込まないという方針は、ノートのエクスポートと同じです。

noxtの他の機能を見る →

β版について

先にお伝えしておきたいこと

マインドマップの内容は暗号化されません。ノートの本文と違い、マップはサーバーに平文で保存されます。機密は、鍵をかけたノートのほうに書いてください。

これは技術的な制約というより、順番の問題です。マインドマップは「全体を見渡す」ことに価値がある機能で、暗号化した部分は検索にも表示にも出せません。まずは使える形で出して、鍵のかけ方はこれから設計します。同じ注意はアプリの画面上部にも出しており、✕ で閉じると端末ごとに記憶されます。

また、β版のため、仕様や保存されるデータの形は今後変わることがあります。変わるときは、このページとお知らせで日付とともにお伝えします。書いたマップが失われないよう、大きな変更の前には移行の手当てをします。心配なときは、Markdownで書き出して手元に置いておいてください。

使ってみて気づいたこと、動かなかったこと、ほしい機能があれば、お問い合わせから教えてください。β版のあいだにいただいた声から、順番に直していきます。